エレキギターの各部名称です。
深く掘り下げれば物足りない内容ですが、簡単に説明しておきます。
まずはギターの各部名称を覚えましょう。
これでもっと愛をもってギターと触れ合えます。
ヘッド⇒ペグが装着されてる部分。各メーカーの名前やロゴ、モデル名などが書いてます。ちなみにこれはムーンのレゲエマスターとゆうモデル。
裏にシリアル番号が入ってる場合もあり。形状も様々。
ペグ⇒弦を巻きつけてここをクルクル回して弦を張るパーツです。こちらは6連タイプですが、ギブソンのレスポールの様に3連タイプなどもあり。チューニングに影響が出てくるパーツです。
ナット⇒こことブリッジで弦を支えてます。牛骨などの素材が使われます。
ネック⇒ここを握ってコードなど押さえます。太さや材など様々です。
指板⇒こちらもローズウッド、メイプルなど、素材で音が変わる重要なとこ。平らになってるもの、Rがかかっているものなど、形状も様々です。
画像はローズウッドです。メイプルはナチュラルな色が特徴。
フレット⇒フレットのおかげで半音単位に音が変わるのがわかります。形状も様々で弾いていくうちに擦り減っていく消耗パーツです。フレットレスもあります。
ボディ⇒こちらも形、材が様々あり、材によって重さもまちまちです。画像は俗にいう「テレキャスター」タイプです。
ピックアップ⇒ここでギターの生の音(弦の響き)を拾って、コイルと磁石で電磁的に変換、音を増幅してアンプから音が出る仕組みになってます。シングル、ハムバッカーなど種類があります。ギターの心臓です。画像はP-90タイプと呼ばれるP.Uです。
ピックガード⇒名前の通りピッキングでボディに傷が付かない様にするものですが、ストラトキャスターなどはここにピックアップやボリュームノブなどが装着されています。色など様々で、ここでギターの表情もガラッと変わるおしゃれパーツ。画像のピックガードは「べっこう」と呼ばれるものです。
ブリッジ⇒弦を固定する所、ボディに弦振動を伝える大事なパーツ。弦の高さ(弦高)、オクターブ調整などが出来ます。モデルによって様々ですが、トレモロブリッジといって、ここでギュイ~ンと音が鳴るアーミングプレイなども出来ます。
ピックアップセレクター⇒ギターの心臓、ピックアップの鳴る位置を決めるパーツ。フロント(ネックより)にすると太くマイルドに、リア(ブリッジ側)にするとエッジの効いたシャープな音に。ソロを弾く時、バッキングをしている時など、使い分けたりします。
ボリュームノブ⇒ドクロが付いてる方です。アンプから出る音を調整します。ただ単に音の大きさを決めるのではなく、歪んでる音をボリュームを少し絞ってクランチ、また絞ってクリーンにと、使い方は無限大です。
トーンノブ⇒音色を変化させるノブ、マックスでシャープな音、絞るとこもった感じのマイルドな音になります。
ジャック⇒アウトプット・ジャック。ここからシールドと呼ばれるコードを差して、アンプに繋げて音を出すためのとこです。
ストラップ・ピン⇒立ってギターを弾くときにストラップを装着するパーツ。そのままではストラップが外れてしまう事もあるので、ストラップロックピンという落ちないように固定するパーツもあります。
トラスロッド⇒ネックの中には金属の棒が仕込まれてまして、ここでネックの反りなどを調整しますが、間違えても素人は触らない方がいい場所です。回し過ぎたらネックがねじれたり、折れてしまう危険性も。必ず楽器店などで調整してもらってください。画像の様にヘッド部分にもあれば、ジョイント部分を外してその中に回すものもあります。
パーツの名称や各部がどんな働きをしているのか覚えるだけでも、まずギターが好きになりますし、トラブルがあった時にどこが悪いのかわかる場合などあります。
まずは相手(ギター)の事をわかってあげて、仲良くなりましょう。